ちょっと珍しい足首の矯正術について
- 内田 恵介

- 2020年5月8日
- 読了時間: 4分
更新日:7月14日
当院でよく見る足首の痛みをまとめました。
足首の痛み矯正施術について
足首の痛みは、捻挫をしたことがある人が多いです。
過去にサッカーやバスケなどのスポーツで捻挫をしたことがあったり、歩いていて転んだりしたケースが多いです。
ヒールなど踵の高い靴でも捻挫したという覚えがなくても足首を痛めていることがあるようです。
実際にどの部分が痛みを出しているのか

ほとんどは前距腓靭帯から痛めます。
前距腓靭帯→踵腓靱帯→後距腓靱帯の順番が多いです。
内側のじん帯はあまり痛めることはありません。たまにある程度です。
ほとんどは前距腓靭帯です。
当院でよく見るケースをもとに書いていきます。
歩くと足首が痛む。

捻挫により「前距腓靭帯」伸びたり、切れてしまったケースだと、足首の固定がうまくいかないことがあります。
歩くときに足を持ち上げる、または足をつく瞬間に痛むことが多いようです。
捻挫したことがある人はもちろんですが、背の高いヒールを履いてる方も痛むことがあるようです。
このケースの時に「よくつまずく」ということを聞くときがあります。
この足首の場合は支点となる足首の関節の部分が多少ずれてしまっているために、足を上げるという動きに支障が出ていると考えております。
野球やバスケなどで足首の痛みが強い

普段はそれほどでもないにしろ、野球やバスケットボール、サッカーなどで強い負荷がかかる際に痛みケース。
もともと筋肉があるので、歩いたぐらいでは痛まないこともあります。
そういう場合は痛みによりフォームも崩れていたりするので、腰痛だったり肩の痛みなどもあると思います。
当院では足首からの影響を考え施術します。
アキレス腱が痛い

これは朝起きたときに足をつくとアキレス腱に痛みが走るといった症状が多いです。
踵の裏側あたりからアキレス腱の下側に痛みが走ります
運動しはじめが特につらく、運動中は痛みが少なくなり後半はほぼ痛みが出なくなります。体が冷えてくるにつれ痛みだす人もいれば、翌朝起きたら足付くと激痛という方もいらっしゃいます。
そもそもが足首が原因ではないケースもあります。
足首のズレというものとは
外側3本 内側3本で全部で6本のじん帯に囲まれて安定して動いています。
どれかひとつ伸びてしまうと、動きの安定感がなくなり正常な範囲の動きを超えてしまうということが起きます。
足のズレってこういう感じです



これはズレ方の形ですが足首下が前方にズレる、真ん中が正常、後方にズレる、これは結構少ないです。
脱臼というわけではありません
靱帯の抑えが効かなくなり、揺れる幅が大きくなる。という表現でいいと思います。
このため、関節のかみ合わせが悪くなり足関節の運動するための軸がおかしくなります。
足関節は歩くときに常に体重がかかるようになっています。
そのため体重のかかる軸がずれたり、必要以上にブレたりするということは歩行時に痛みが出やすい状態になります。
はぐるま堂の足首施術
当院のやり方は
ズレた距骨と脛骨の関節を矯正して元の場所へスライドさせ、歩くのを邪魔しない程度にテーピングで固定します。
刺激が入りにくくなれば、じん帯とじん帯の周りの関節包という組織が安定し痛みが少なくなっててきます
じん帯にかかる余計な刺激と負担をなるべく減らして、あるべきところに関節が収まっていれば問題なく動くため、痛みが出にくくなっていきます。
足首の痛みを我慢していると、骨盤や姿勢にも影響がありますしなるべく早く治した方が良いです。
早い人だと1か月程度、時間がかかる場合は半年程度かかる場合もありますがまずは見てみないことにはわかりません。
もし、足首の痛みが原因でスポーツや趣味をやめてしまう、あきらめてしまうようなことがあるなら当院に相談してみてください。 趣味もスポーツもあきらめずに継続できるかもしれません。
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